厨房機器や什器、シンクの裏側は、空気の流れが少ないため、カビや細菌の温床となります。
また、厨房機器や什器、シンクの裏側は、食品ゴミや水分が残りやすく、それらが臭いを発して害虫(ゴキブリ)・害獣(ネズミ)を誘引してしまい、酷い場合には害虫の巣ができていることもあります。
厨房機器や什器、シンクの裏側に発生したカビや細菌が、誘引した害虫・害獣の徘徊によって、厨房全体、店内全体へと汚染を拡大させるため、食中毒リスクを大幅に増加させてしまいます。
また、ガスレンジ・テーブル(ガスコンロ)周辺には、焦げや頑固な油汚れが発生しやすく、慢性化している飲食店も多いのではないでしょうか?
ですが、これらの目につきやすい箇所の焦げや頑固な油汚れ等を放置してしまうと清潔感が著しく低下する事になります。
清潔感が著しく低下すると、店舗スタッフの食品衛生に対する意識までもが著しく低下してしまい、店舗スタッフの意識低下は、食中毒を引き起こす最大の原因となります。
意外に思われる方も多いのですが、スタッフの意識の低さ=不注意が、飲食店で食中毒を発生させる一番の原因なのです。
厨房シンクの排水管に油脂の塊やゴミなどが溜まると、毛細管現象により排水トラップに不具合が生じて下水の臭いや害虫が侵入する経路が出来てしまいます。
高圧水流で排水管内部に溜まったゴミや汚れを除去して、排水トラップが正常に機能するよう改善し、悪臭や害虫の侵入を防ぎます。
また、グリストラップ(油水分離阻集器)は、その機能と構造上から、強い悪臭、害虫、細菌の温床となり易いものです。
しかも排水不良(排水管詰まり)を起こしやすく、いったん排水不良(排水管詰まり)などを引き起こすと修理工事にとても高額な費用がかかってしまいます。
排水の詰まり予防のためには、定期的な清掃が必要不可欠です。